
2つの課題を同時に解決する
第7次エネルギー基本計画の策定に向けた議論が政府や与党で行われています。エネルギー政策は各党でそれぞれの考え方があり、地方議会においても意見書で取り上げられることがあります。ここでは与野党の考え方を整理します。
エネルギー政策の見直しは2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラル実現と、電力需要が今後伸びていく中で、エネルギーの価格上昇リスクや供給途絶リスクに対応し、安定的なエネルギー供給を実現していくという2つの大きな課題を同時に解決していく道筋を示さなければなりません。
わが党は先の衆院選で徹底した省エネや再生可能エネルギーの最大限の導入、原子力の活用等を公約に掲げ、脱炭素効果の高い電源の最大限活用を進める考えを示しました。
次期エネルギー基本計画はこうした考えに沿って、策定されるべきものと考えます。