南米を訪問した石破茂総理は、11月14日から17日のペルー訪問に引き続き、主要20カ国(G20)リオデジャネイロ・サミット等への出席のため、17日から19日までブラジルを訪問。G20への出席や、日英首脳会談や日英伊首脳会合等を精力的に行いました。
防災知見の共有で被害減少へ

G20サミットで災害による被害低減を訴える石破茂総理
石破総理は、11月18日・19両日開催のG20サミットで、世界で頻発する地震、台風等の大規模自然災害に対して、わが国の知見や経験を各国と共有し、防災対策を強化し、災害による被害を減少させたいと訴えました。
環境分野では、2040年までに海洋のプラスチックごみによる追加的なプラスチック汚染をゼロにする目標の下、プラスチック条約の策定に向けた議論を主導すると表明しました。
国際情勢については、ロシアによるウクライナ侵略を厳しく非難。ロシアと北朝鮮の軍事協力へは、わが国として深刻な懸念を示しました。中東情勢の緊迫化と危機的な人道状況に対しては、ガザでの停戦と人質の即時解放を改めて要求し、全ての当事者に対して最大限の自制と国際人道法を含む国際法の順守を強く求めました。
首脳会談で各国との連携強化を確認

日英首脳会談に臨む石破茂(右)とスターマー英国首相(左)と、
GCAP推進で一致する石破茂総理(右)、スターマー英国首相(中央)、メローニ伊国首相
G20サミット出席に併せ、石破総理は、11月18日(現地時間)、英国のスターマー首相と就任後初となる日英首脳会談を行いました。会談で、・・・