
党本部8階ホールで開催され、253人の国会議員が出席し、35人の議員が発言した両院議員総会
わが党は両院議員総会(総会長・有村治子参院議員)を8月8日に開催し、有村総会長が党則第6条4項にある「臨時総裁選」実施の要求確認を行うよう、逢沢一郎総裁選挙管理委員長に申し入れました。逢沢委員長は申し入れを受け、党則を踏まえ総裁選挙管理委員会で要求確認の検討を進めることを表明しました。
「臨時総裁選」実施を巡って総会で意見集約
両院議員総会は党則に定められた議決機関で、党所属の衆参国会議員で構成され、党の運営・国会活動について特に重要な事項を審議決定すると党則第33条に定められています。
この日の総会は参院選の総括と今後の党運営を議題に、有村総会長が召集し、253人の党所属国会議員が出席しました。冒頭、石破茂総裁は「引き続きこの日本国に責任を持ってまいりますために、いろいろなご意見を承りたい」と述べた上で、参院選の結果については、7月28日に開催された両院議員懇談会に続いて、改めて陳謝しました。
総会では参院選の結果を受けて、政策面や党改革・政治改革を進めるべきといった意見があり、中でも「臨時総裁選」を実施し、党の再生を図るべきとの意見が多くあった。意見を踏まえ、有村総会長は「臨時総裁選」を実施することについて意見集約を図りました。
発言した議員からは米国の関税措置といった現下の政治課題に切れ目なく対応するため、石破総裁の続投を支持する声がある一方、わが党の再生に向けた決意を広く党員・党友と共有するためにも、「臨時総裁選」を実施するべきとの声が多くありました。
これらの意見を受けて、有村総会長は「党則にある『臨時総裁選』の要求は総裁選挙管理委員会に対して行われる。この場で、逢沢委員長に対して、要求の確認を行うよう申し入れをしたい」と発言し、多くの出席議員もその意向に賛同したことから、正式に申し入れを行いました。
今度、総裁選挙管理委員会では、「臨時総裁選」の実施を要求するか、確認を行うこととなります。