お知らせ「自由民主」先出し総裁選2024

一緒に創りませんか日本の新しい景色
上川陽子候補所見発表演説要旨

上川陽子候補

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総裁選に立候補した9人の候補者による所見発表演説会が9月12日に党本部8階ホールで行われました。
上川陽子候補は、「ネットワーク大国」や「コンテンツ大国」の実現等について演説し、出席した党所属国会議員に対して支持を呼び掛けました。
上川候補による演説の要旨は以下の通り。

覚悟を持って国難に立ち向かう

総理・総裁として難問から逃げず、国民の皆さまと新たな日本を築きたい。「一緒に創りませんか、日本の新しい景色」を。心の底から皆さまに訴えていきたい。
政治資金の問題で自民党は大きく政治の信頼を傷つけた。心からおわびを申し上げる。私は政治と縁のない家庭に生まれ育った。初当選まで7年半、初当選後議席を失った期間もあった。だからこそ、国民の皆さまの目線でその声に耳を傾け、応えていきたい。今回私がスタートラインに立てたこと自体が新しい自民党の姿を示すことができる大きな第一歩だと考える。
私は30年間の政治活動において、届きにくかった女性や子供たちの声、犯罪被害に巻き込まれた人たちの声なき声を政策につなげていくことに力を尽くした。性犯罪を厳罰化する刑法改正、犯罪被害者等基本法の制定、犯罪被害者補償制度や犯罪被害者が裁判に参加できる制度等の実現に力を尽くした。
私は外務大臣として各国首脳と会談する際には、必ずWPS(女性・平和・安全保障)に言及した。(2000年の安保理決議に示された)WPSは世界の平和や安全保障の新しい視点となっている。
日本は今、少子高齢化・人口減少に伴う難題に直面している。しかし真の危機はこれから始まる。団塊ジュニア世代が65歳を迎える2040年に向け、現役世代の人口減少が加速し、経済の急激な縮小に至る。今こそ危機克服のための変革に向け、舵を切らねばならない。日本の置かれている現状、そして速やかな改革の必要性をありのままに国民の皆さまにお伝えし、理解と協力を求める必要がある。
いかなる難問からも逃げず、課題解決に当たる覚悟が不可欠だ。私は法務大臣、外務大臣として難しい決断をしてきた。その中には私以外にはできない重い決断もあった。どれほど困難な状況でも決断してきた私だからこそ、覚悟を持って困難に立ち向かうことができる。
これからの時代はつながることが価値と可能性を生み出す重要な要素になる。交通ネットワークを強靭化する。地方管理空港の国際空港化、高速鉄道網の強化、地域の公共交通機関の支援等に取り組む。インフラの更新、地域分散型のエネルギー通信網の整備を加速する。
アニメや漫画等のコンテンツ、書籍、公文書、アート等の保護を国家戦略の柱に据え、産業や文化、国際交流等、政策を掛け合わせ、世界トップの支援体制を構築する。

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上川 陽子|候補者情報|総裁選挙2024

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