主催者を代表して式辞を述べる岸田文雄総理(左)
79回目の終戦記念日を迎えた8月15日、天皇皇后両陛下ご臨席の下、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、戦没者約310万人の冥福を祈るとともに、平和への誓いを新たにしました。
追悼式は午前11時50分過ぎに始まり、国歌斉唱に続いて岸田文雄総理が式辞を述べました。
この中で岸田総理は「今日のわが国の平和と繁栄は、戦没者の皆さまの尊い命と苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは片時たりとも忘れません」と追悼。「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。戦後79年が経つが、歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを、世代を超えて継承し、貫いていく」と述べた上で、法に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を進め、世界が直面するさまざまな課題の解決に全力で取り組むと決意表明しました。
今年の式典は5年ぶりに通常規模での開催となり、全ての都道府県から遺族が参列。わが党を代表して出席した茂木敏充幹事長は各党の代表と共に献花しました。