「津軽あかつきの会」が提供する「津軽伝承料理」
木村 次郎衆院議員
地元、青森県弘前市を含む津軽地方の郷土料理を紹介します。古き良き津軽伝統の郷土料理を次の世代へ伝えようと設立された「津軽あかつきの会」では女性の会員が、海産物・里山の恵みや、会員自ら栽培・採取した野菜を春夏秋冬、加工・保存し、工夫と知恵を凝らし理にかなった「津軽伝承料理」として後世に伝える活動を20年以上続けています。
6月、この日の料理には、ちょうど旬を迎えている山菜の"ミズ"(ウワバミソウ)の茎の部分、根っこの部分も余すことなく手間暇かけて二品に仕上げています。調味料にも大変こだわっており、発酵から手作り素材の味を引き出す減塩・うまみと丁寧で愛情いっぱいの献立です。
津軽地方の一般家庭の食卓のおかずとして懐かしくなりつつある郷土食は、文化として継承されつつ、昨今ではその慎みと奥深さに県内外のみならず海外からも注目され静かにして拡散されています。津軽に住まう先人からのメッセージと豊かな恵みに感謝を覚える私の「推しメシ」、予約必須です。