熱中症警戒アラートキーメッセージ(抜粋)
電気・ガス「酷暑乗り切り緊急支援」
全国の多くの地域で梅雨明けが発表されました。梅雨明けの蒸し暑く、急に気温が高くなる時期には例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。環境省は4月から熱中症特別警戒・警戒情報を運用しており警戒情報は既に多くの地域で発表されています。7月から8月にかけては、1年間でもっとも気温が高い時期。イベント等、野外で活動する機会が多くなり、熱中症の発生リスクが高くなることから、暑さへの対策が欠かせません。
クーリングシェルター活用を
指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)は、4月に全面施行となった改正気候変動適応法に基づき、熱中症特別警戒アラートが環境省から発表された際に、暑さをしのぐために開放される冷房設備が整った施設。公共施設のほか民間商業施設といったクーリングシェルターを指定済みの市区町村は全国で710(7月1日時点)に上ります。
クーリングシェルターとは別に自治体が独自に暑さをしのぐ施設を設定しているケースも増えています。東京都では、クーリングシェルターの他に、暑いときや外出中に涼みたくなったときに立ち寄ることができる、屋外を含む施設として「TOKYOクールシェアスポット」を設定しています。7月1日時点で916市区町村がクーリングシェルターもしくは暑さをしのぐ施設を指定済みです。
こうした施設を活用することは、熱中症予防に加えて、涼を分かち合う「クールシェア」としてデコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)にもつながります。
エアコン使用ためらわず
酷暑乗り切り緊急支援による電気・ガス料金の値引き単価
政府は、暑い夏を乗り切るための緊急支援として「酷暑乗り切り緊急支援」を実施。8~10月の3カ月分について、電気・ガス料金補助を行います。熱中症を予防し健康で安全に酷暑を乗り切るためにも、ためらわずにエアコンを使用することが重要です...