
党愛知県連 広報委員長 中根 義高(なかね よしたか) 愛知県議
品名「岩津城址の縄張図」


岩津城は、徳川家康公の祖、松平氏がその勢力を三河一円に広げる拠点となった場所で、2年後の令和8年には築城から600年の大きな節目を迎えます。
「岩津松平氏輝きの600年推進懇話会」や「岩津城址保存会」などの会が発足し、山を覆う放置竹林が整備されていくと「曲輪(くるわ)」や「馬出し」など往時の城郭が姿を現し、令和6年3月には岡崎市の史跡に指定されました。
埋もれていた資源が掘り起こされ、共感を呼び、地域の宝へと磨かれていく過程は「地方創生」そのものです。
この縄張図は、城郭研究で名高い千田嘉博先生や奥田敏春先生の研究を基に、木を焦がして作るウッドバーニングの技法で手作りされたものです。活動を応援するお店等にも置かれており、街で目にする機会が増えてきました。応援の輪がさらに広がっていくことが楽しみです。