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お知らせ「自由民主」先出し

メディア短評 中井孔人(ジャーナリスト)

イスラエルとハマスの対立で緊迫する中東情勢 核心に迫った報道で和平につながる世論の醸成を

イスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲攻撃をかけ、これに対抗しイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへ報復してから4月7日で半年が経過した。停戦に向けた交渉は進展せず、和平への道筋は遠いように思える。
これに先立つ4月1日、イスラエルはハマスの後ろ盾とされる、在シリアのイラン大使館を空爆。これに対してイランは14日、ミサイルやドローンによる報復攻撃を行った。イランからイスラエルへの直接攻撃は初めてで、19日にはイスラエルが再度ミサイルで応酬する等、中東一帯が急激に不安定な状況に陥る危険性が懸念されている。
こうした緊迫する中東情勢について、日本のテレビ局は戦闘開始から半年にあわせて現地から中継等していたが、イスラエルの姿勢がなぜここまで頑ななのか納得できる報道は見当たらなかった。
イスラエルが貫く強硬姿勢や、国を指揮するネタニヤフ首相の考え方はいかに形成されてきたのか。それを解明する番組がNHKBS「BS世界のドキュメンタリー」で4月2日と3日に放送された...

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