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国立公園 初指定から90周年

わが国初の国立公園が指定されてから3月で90周年を迎えました。米国の国立公園制度等を参考に準備を進め、昭和9年3月、瀬戸内海、雲仙および霧島の3つの国立公園が指定されたのが始まりです。国立公園はわが国を代表する風景地として、自然公園法に基づき国が指定するものです。素晴らしい風景の保護と適正な利用の増進のためにさまざまな制度や仕組みを整えながら、きめ細かな管理をしています。

令和6年度予算を倍増・保護と利用の好循環を提言

わが国の国立公園は、北は北海道から南は沖縄や小笠原諸島まで全国に34カ所あり、国土の約5.8パーセントを占め、年間3億人以上が利用しています。戦前・戦後と国立公園の数は徐々に増え、平成29年には34番目の国立公園として奄美群島国立公園が指定されました。
全国にある国立公園には豊かな水、温泉・土壌に対する火山による恩恵、適切な管理によって生態系と自然環境が保たれ、区域内には7千種の植物、1千種を超える動物、7万~10万種もの昆虫類等が生育・生息しています。また、公園の一部には神社仏閣、農地や集落を含んでおり、土地ごとの歴史や伝統、文化に触れることができます...

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