政府は3月5日、次期マイナンバーカードの券面から性別を削除することや、スマートフォンだけでマイナンバーカードと同様の本人確認ができること等を規定したマイナンバー法の改正を含むデジタル社会形成基本法等の一部改正案を今国会に提出しました。さらなるマイナンバーカードの利便性向上を図ることが狙いです。
次期マイナカード、性別の券面記載は削除
次期マイナンバーカードのデザイン(イメージ)(出典:デジタル庁ホームページ)
マイナンバーカードは、「デジタル社会のパスポート」として導入されてから令和8年に10年を迎えます。デジタル庁は同年中に偽装対策の強化等を含めた次期マイナンバーカードの導入を目指しており、3月18日に開催された「次期個人番号カードタスクフォース」で同改正案の規定に基づいたデザイン案を公表しました。