
党政治刷新本部(本部長・岸田文雄総裁)は3月14日、党本部の8階大ホールで会合を開き、17日に行われる党大会に諮る党則改正案や、12日の総務会で決定した新たな党規律規約とガバナンスコードについて報告を受け、議論しました。
冒頭あいさつした岸田総裁は党所属の全議員が参加する「平場」での議論について「非常に大事だ」と述べ、「私たちが置かれている状況は厳しい。信頼回復の道は険しいものがある」として、出席した議員の協力を呼び掛けました。
出席した議員からは一連の政治資金の問題について「真相究明に向けた努力を続けるべき」「経緯について国民からの理解が得られていない」といった意見が多くあり、関係者からの意見聴取について岸田総裁は「実態解明に向けた関係者の聴取については対応を検討したい」と応じました。
また、出席した議員から17日に行われる党大会について「反省と謝罪を表明すると同時に、自民党が何を目指すのか力強い発信も重要だ」との声があり、岸田総裁も「信頼回復の道は厳しいが、ここで自民党が変わることが日本の政治にとっても重要」と述べ、党大会を通じて全国の党員党友に積極的に発信していく考えを強調しました。