住民の命と財産を守る!地域防災を担う消防団
昨今の地球環境の変化から、災害は多様化、激甚化しています。これら災害から住民を守る地域防災を担っているのが、全国の市町村に所属する消防団員です。しかし現在、少子化や都市部への人口流出により入団者は減少の一途をたどっており、消防防災の活動や運営に大きな影響を及ぼしています。日本消防協会(日消)は、47都道府県消防協会と連携してこのような課題を解決し、国民生活の安全と公共の福祉を守り続けるため、さまざまな取り組みを行っています。
第75回定例表彰式
起源は江戸時代の「町火消」
自らの地域は自らで守る 日消は明治36年5月、当時の内務省警保局内に設立された「大日本消防協会」を前身として昭和23年1月に設立されました。全国の消防団員を中心にしながら消防防災思想の普及徹底等により、消防活動の強化、地域防災の向上等を図り、国民生活の安全、社会公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。