国立感染症研究所によると、昨年の梅毒の感染者数は、近年で最も多い1万4906人(暫定値）となりました。政府は、梅毒感染者数の増加を食い止め、自分とパートナーを守るため、積極的な梅毒の検査実施を呼び掛けています。
梅毒は主に性的接触により口や性器等の粘膜や皮膚から感染し、口腔性交等でも感染する感染症であり、一度治っても再び感染することがあります。梅毒は薬で治療できますが、放置すると数年～数十年の間に心臓や血管、脳等の複数の臓器に病変が生じ、死に至ることもあるため、リスクのある性行為があった場合には、男女共に検査を受けるよう強く求めています。
「先天梅毒」の新生児も近年で最多
梅毒に感染した妊婦から胎児に母子感染する「先天梅毒」の報告数は、・・・
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