
医療情報の利活用の重要性を強調する丸川珠代党医療情報政策・ゲノム医療推進特命委員長
人生100年時代に向けて政府与党は、診療で得られたデータを医学研究や創薬等に生かす「医療情報の利活用」を推進しています。10月29日の党医療情報政策・ゲノム医療推進特命委員会(委員長・丸川珠代衆院議員)では、医療情報の利活用の推進について内閣府と日本製薬工業協会にヒアリングを行いました。席上、丸川委員長は医療情報の利活用が果たす役割の重要性を強調し、法的な基盤整備を軸に議論を進めていく考えを示しました。
内閣府は同9日に公表した「医療等情報の利活用の推進に関する検討会」の報告書の内容を説明しました。報告書は医療情報の利活用の推進に向けた全体像を示したもので、医療情報の「一次利用」と創薬等に活用する「二次利用」を一体的に推進することを基本理念に据えた。その上で二次利用の対象はゲノムデータや画像情報とし、取り扱いは国の認定事業者に限定するとしました。
研究開発志向型の製薬企業68社が加盟する日本製薬工業協会は、報告書の内容を評価した上で、必要な法整備を進め、速やかに社会実装を進めてほしいと要望。併せてがん患者等の全ゲノム解析を行い、医療の発展を目指す政府の「全ゲノム解析等実行計画」に言及し、その推進を強く求めました。