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お知らせ「自由民主」先出し災害

自由民主1面コラム「幸響」
古川 直季 広報本部新聞出版局次長

自由民主1面コラム「幸響」古川 直季 広報本部新聞出版局次長

逆境を乗り越える

広島に原爆が投下された時、私の母は生後半年で被爆した。約14万人が命を落とした中で乳幼児が生き延びたのは奇跡だった。幼かったので記憶はないと母は笑うが、被爆二世となる私は、母を通して核兵器の悲惨さと平和のありがたさをいつも感じている。同時に目の前にある現実的な脅威に目を向ける必要があるとも考える▼日本は中国、北朝鮮、ロシアといった核を保有する国等の軍事的脅威に対応するため、自衛隊の現代化、情報能力の強化および日米同盟を深化させることが必要である。これにより、迅速かつ効果的な対応能力を持ち、強固な抑止力を築くことができる▼一方、自衛隊の実力は軍事的抑止力だけではない。令和6年の能登半島地震において、自衛隊は大規模な救援活動を展開している。悪路、極寒、余震等の厳しい状況の中、連日約7千人(1月15日現在)の隊員が救援活動に従事しており、私の地元・横浜市保土ケ谷区にある陸上自衛隊中央輸送隊からも隊員が災害派遣されている。この逆境を乗り越え、能登半島の人々の心が癒されるよう、私も通常国会で全力を尽くしたい。

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