
わが国の総理として初めてフィリピンの議会で演説を行った岸田総理。
12月の日ASEAN特別首脳会議に向け、日ASEAN関係の新たなビジョンを打ち出した
12月に東京での日東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議の開催を控える中、岸田文雄総理は11月3日から5日までフィリピンとマレーシアを訪問しました。両国首脳との会談をはじめ、フィリピンではわが国の総理として初めて行った議会演説を通じて、今後の日ASEAN関係について「『信頼』を次世代につなげ、持続可能で繁栄した新たな時代を共につくるためのビジョンを共に打ち出したい」との考えを表明しました。

フィリピンのマルコス大統領と記念撮影する岸田文雄総理(左)

マレーシアのアンワル首相と首脳会談に臨む岸田総理(左)
フィリピンへOSA初適用
わが国は50年前、世界に先駆けてASEANとの対話を開始。それ以来、国民間の幅広い交流を通じて、「心と心のつながる信頼関係」を育んできました。
日ASEAN友好協力50周年のキャッチフレーズは「輝ける友情、輝ける機会」。12月に東京で開催される日ASEAN特別首脳会議に向けて、岸田総理は、わが国とASEANの「輝ける友情」が「輝ける機会」となるよう、ASEAN各国の首脳らと連携していきたいと呼び掛けました。