食料安全保障を支える日本の水産業の持続的な発展を
食料安全保障を取り巻く状況が変化する中、日本の水産業に注目が集まっています。周りを海に囲まれている日本は古くから漁業をなりわいとする市町村が多く、水産資源管理対策や国境監視活動など多面的な役割も発揮してきました。全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)は、漁業者でつくるJF(漁業協同組合)やJF連合会(都道府県漁業協同組合連合会・信用漁業協同組合連合会)の全国団体として、漁業者の経営と生活のサポート等、総合的に事業を行っています。

「水産日本の復活」を実現するための要望書を岸田文雄総理に手渡す坂本雅信会長(右)
日本の漁業・水産業の向上を目指して
JF全漁連は、「漁業者の生活向上、漁村地域の発展」と「消費者の皆さまに安全・安心な水産物を安定的に供給すること」を第一の使命として、昭和27年に設立しました。「指導事業部門」「経済事業部門」「管理部門」が相互に連携し、漁業の振興とそれに伴う施策の立案、購買・輸出、金融、共済等時代や情勢に合わせてさまざまな取り組みを行っています。