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クマ出没 超キケン! 全国各地で人身被害相次ぐ

クマ出没 超キケン! 全国各地で人身被害相次ぐ

写真提供・環境省

クマ類による人身被害が全国各地で相次いでいます。クマは本来、人目を避けて、森の奥深くに暮らす動物ですが、環境の変化によって出合い頭に人がクマに遭遇して襲われることが増えています。今年は特にクマの出没が多く、この傾向はクマが冬眠するまで続くと見込まれています。

ドングリが不作 餌求めて広範囲に

わが国には北海道に生息するヒグマと主に本州に生息するツキノワグマがいます。九州にツキノワグマは生息していません。また、四国も絶滅が危惧されています。
クマによる人身被害は近年増加傾向にあります。農山村の過疎化・高齢化が進んで、クマの隠れ場所や餌場となる耕作放棄地が拡大したこと、山村に植えてある柿の木等が放置され、そこに実る果実を食べに人里に下りてくることが増えたこと、狩猟者の減少によって人を恐れなくなったこと等が原因として考えられます。
クマは主に草食で、秋はドングリを食べることが多い生き物です。今年は全国的にドングリの生育が良くなく、餌を求めてより広範囲にクマが行動するようになり、人と遭遇するケースが多いものと考えられます。
今年は9月までにすでに全国で109人の人身被害が確認されており、10月に入っても秋田県等で人身被害が繰り返し発生しています。

クマ出没 超キケン! 全国各地で人身被害相次ぐ

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