警察庁と内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）は9月27日、中国のサイバー攻撃グループ「Black Tech（ブラックテック）」によるサイバー攻撃に関する注意喚起を発出しました。ブラックテックの手口や対処例を公表し、サイバー攻撃の被害拡大を防止するための適切なセキュリティ対策を講じることを呼び掛けています。
内部ネットワークからの攻撃も
同文書は米国家安全保障局（NSA）、米連邦捜査局（FBI）、米国土安全保障 サイバーセキュリティ・インフラ庁（CISA）と合同で発出されたもの。日米がサイバーを含む安全保障・防衛協力の拡大と深化を図る中、その取り組みが具体化された形となりました。
ブラックテックは、2010年頃からわが国を含む東アジアと米国の政府や産業等を標的とし「情報窃取」を目的としたサイバー攻撃を行っていることが確認されています。
サイバー攻撃の規模は年々増大しており、手法も複雑化・多様化しています。経済活動や国民生活に対して甚大な影響を及ぼしかねません。
政府が昨年末に策定した国家安全保障戦略には、能動的サイバー防御の導入や、その実施のための体制を整備することが明記されました。わが党は政府と一体となり、同戦略の具体化を進めていきます。
こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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