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お知らせ「自由民主」先出し復興福島県

廃炉と復興完遂へ重い責任
処理水の海洋放出を開始

廃炉と復興完遂へ重い責任 処理水の海洋放出を開始

処理水の放出に先立って、8月20日に東京電力福島第一原子力発電所を視察する岸田文雄総理(中央)。視察後、岸田総理は東京電力幹部に対して、安全性の確保や風評対策に関する取り組みについて、緊張感を持って万全を尽くすよう求めました。

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉のため、ALPS処理水の処分を巡って、政府は8月22日の関係閣僚会議で示した24日に、海洋放出を開始しました。処理水の処分は、廃炉作業を前に進め、福島の復興を成し遂げるために先送りできない重要なステップです。政府与党は、廃炉の安全な完遂となりわい継続の実現に向けて、安全性の確保や風評対策の徹底等に取り組んでいきます。

Question
なぜ処理水の処分が必要?
Answer
廃炉作業を進めるための重要なステップ
福島第一原発の廃炉作業は世界でも類を見ない、長期的な取り組みです。数十年にわたる廃炉作業を進めるためには、安全性を極限まで追求し、慎重に取り組むことが必要です。
福島第一原発の原子炉建屋には今なお、千本近くの使用済燃料があり、これらを安全な場所に移さなければなりません。また、事故で溶けた燃料が冷えて固まったもの(燃料デブリ)を除去し、保管するスペースを確保しなければなりません。また、さまざまな技術開発と新たな機器操作のための教育訓練設備もつくらなければなりません。
これらの廃炉に必要な作業を前に進めるため、処理水を海洋に放出することで敷地を圧迫している数多くのタンクを減らし、必要なスペースを確保することは必要不可欠です。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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