ニュースのカテゴリを選択する

10年で150兆円以上のグリーントランスフォーメーション(GX)への投資を目標に、わが国は動きだしています。一方、個人としては、2050年のカーボンニュートラルおよび2030年度の二酸化炭素削減目標の実現に向けて、具体的に何をすべきでしょうか。この疑問に対する答えが、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動(愛称:「デコ活」)」です。わが党は「デコ活」を通して、新しい暮らしの形成に寄与していきます。

GX推進の推進により、国や地方自治体、企業や団体では、GX関連の投資を積極的に行っていくことが求められています。

しかし、2050年のカーボンニュートラルおよび2030年度の二酸化炭素削減目標の実現は、国や地方自治体、企業や団体だけで成し遂げることは不可能で、家庭も約66%の二酸化炭素の削減(平成25年比)が求められています。

そのため、国民1人1人もカーボンニュートラルや二酸化炭素の削減に向けて取り組んでいくことが必要です。しかし、「脱炭素」という言葉を知っている人は9割を超えていても、実際に行動に移している人は33.1%にとどまっており、さらに脱炭素について、若年層では、「よくわからない」、「意識・貢献できる瞬間がない」と回答した人が約6割にも上っています。

そこで、政府がカーボンニュートラルや二酸化炭素削減に向けて提唱している運動が「デコ活」です。

この「デコ活」という言葉は、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉で、広く公募した上で7月13日に決まりました。この「デコ活」で脱炭素につながる将来の豊かな暮らしの全体像を提示するとともに、国民・消費者の新しい暮らしを、国や地方自治体、企業や団体で後押ししていきます。

そして、最終的には、先進7カ国(G7)や主要20カ国(G20)等においても、この「デコ活」発の製品やサービスをパッケージにした新しいライフスタイルの提案や官民連携によるライフスタイル・イノベーションの国際協調を提案・発信することも視野に活動していきます。

国内では、新たな消費や行動の喚起とグローバルな市場創出や、消費者の要望・ニーズを理解して商品を開発し、消費者が求めているものを求めているだけ市場に出すマーケットインを、カーボンニュートラルや脱炭素の観点から促していきます。

10年後に向けて今からできること

この「デコ活」で提唱されている、10年後の脱炭素につながる将来の豊かな暮らしのイメージは、次のようになります。これらの中から可能なことを1つずつ行っていくことが、10年後につながっていきます・・・

「デコ活」で脱炭素の暮らしへ

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
ご購読のお申し込みはこちら。