通常国会を終えて
6月21日、第211回通常国会が閉会した。普段はなかなか質問に立つ機会がないが、今国会では所属する文部科学委員会と法務委員会の両方で出番を頂いた。大変ありがたかったが、運悪く(良く?)質問日が重なってしまい、まるで盆と正月が一度に来たような思いでドタバタと準備をしたことが思い出される▼そんなこともあった150日間の会期中、地元・広島と東京を行ったり来たりする中で常に気になっていたのは地元のことだ。自分の発信力不足は棚に上げるが、東京での頑張りはなかなか地元には伝わらない。加えて、月~金は東京で広島に戻れるのは週末のみ。どうしても使える時間が少なく、会える人、行ける場所が限られる。前職の県議会議員の時と比べるとその差は明らかで、不足分を何とかしなければという思いが常に頭から離れなかった▼閉会中は、そうした不安を払拭すべく地元での活動を着実に積み重ね、同時に、来るべき秋の臨時国会で地域の声、現場の声を国政にしっかりと届けられるよう備えていこうと思う。