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連載シリーズ「#ニッポンの仕事」
日本理学療法士連盟

リハビリ専門職の職域拡大と処遇改善を推進 日本の健康リテラシーの確立を目指す

理学療法とは高齢や病気、ケガ、障害等で、運動機能が低下した人々の機能の維持・改善を図るため、運動や温熱、電気、水、光線等を用いる治療法で、国家資格の「理学療法士」(PhysicalTherapist=PT)が行う医学的なリハビリテーションを指します。〝人生100年時代〟が提唱され、国民の健康寿命が重視される中、平成16年に設立された「日本理学療法士連盟」は、理学療法士をはじめとするリハビリ専門職の職域拡大と処遇改善を図り、国民の健康な暮らしを実現するための政治活動を推進しています。

連載シリーズ「#ニッポンの仕事」 日本理学療法士連盟

理学療法士の仕事の現場。日本の理学療法は、非常に丁寧で献身的だと言われており、2年後に世界連盟の総会が開催される予定

国民の「尊厳ある自立と暮らし」を支える

リハビリテーションという言葉の語源は、「再び人間らしく生きる」とか「再びできるようになる」という意味で、第1次世界大戦後に傷病兵の機能回復や能力向上、社会復帰を目指す治療法として広がり、第2次大戦後に定着したと言われています。

日本では昭和35年の「厚生白書」に初めて医療の重要部門として登場し、5年後に「理学療法士及び作業療法士法」が施行。同41年7月に「日本理学療法士協会」が設立されました。設立時の会員は110人でしたが、学術誌の創刊や世界連盟への加盟等を経て、平成24年に公益社団法人として認可。身体障害者の医療施設を中心に開始された理学療法は半世紀後の現在、高齢者の介護医療や通所・訪問リハビリ、災害医療への貢献やスポーツ選手のパフォーマンス向上等、幅広い分野で多様な役割が求められています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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