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お知らせ「自由民主」先出しデジタル

マイナカード、国民の不安解消へ努める
人が介在する機会を減らし対策

マイナンバーカードを利用したサービスを巡り、人為的なミスにより、公金受取口座の誤登録、健康保険証の情報やマイナポイントのひも付け誤りといった事案が発生しています。国民の信頼を損なう重大な事案で、政府は今後、デジタル庁を中心に関係府省庁が一丸となり、国民の不安解消へ万全の対策を迅速かつ徹底して講じる構えです。

いずれも人為的ミス

公金受取口座の誤登録とマイナポイントのひも付け誤りは、各自治体が実施している支援窓口で発生しました。
要因は、支援窓口の端末操作において、先に登録作業を行っていた人がマイナポータルやマイナポイント申込サイトからログアウトするのを忘れ、次に同じ端末で登録を行った人が自身の預貯金口座や、決済サービスを登録してしまったことによるものです。
また、マイナポイントについては、ログアウト漏れによるもの以外に支援窓口の現場において決済サービスIDを誤って入力したため、別人に紐づくという事案も確認されております。
なお、これまでに各自治体で確認された公金受取口座の誤登録については、すでに本人の了解の下、登録口座の訂正等がされており、誤入金の損害は確認されていません。
マイナンバーカードの健康保険証利用については、本来の事務処理とは異なる方法で事務処理を行ったことにより、別の人の資格情報にひも付けられた事案が発生しています。
保険証の切り替えが必要な時は、新たな医療保険者が被保険者の情報をシステムに登録します。
その際、届け出書類にマイナンバーの記載がなく、一部情報のみが一致するだけで登録したり、複数の候補者(同姓同名で生年月日・性別が同じ等)が掲示された時にそれぞれの候補者の内容をしっかりと確認せずにひも付けたりしてしまったものが誤りにつながりました。本来は、氏名・生年月日・性別・住所の一致を確認する必要があるものでした。
これら一連の事案は、支援窓口等における人為的なミスによるものです。政府は今後、新たな誤登録を防止するための対策を徹底した上で、人為的なミスのリスクを低減させるため、人が介在する機会を減らすデジタル化を推進するとしています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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