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お知らせ「自由民主」先出し

自由民主1面コラム「幸響」
白坂 亜紀 広報本部新聞出版局次長

自由民主1面コラム「幸響」白坂 亜紀 広報本部新聞出版局次長

故郷への思い

今春、大分で参院補選があった。大分県竹田市で生まれ育ったが、高校を出てから東京で暮らしていた。故郷の役に立ちたい一念だけで勇気を振り絞って手を挙げたが、地元では全く無名の新人。しかも、候補者に決まってから開票まで40日。何とか341票差で当選できた▼生まれ育った家は、たまたま瀧廉太郎が少年時代を過ごした家で、その影響で音楽に親しみ、竹田を日本のウィーンにしたいと夢見ていた。ここから、愛郷心が育ち、東京で大分県人会の活動を行い、大分の大使も務めている▼今回、全県を回り、温泉はもちろん自然や食の豊かさ、文化、歴史、芸術等、大分の魅力を再確認した。「大分を世界一の観光県に!」そして、「大分の海産物、肉、野菜、果物等の美味しさを、もっともっと知ってもらいたい!」大分生まれの故郷愛と東京人の目で観光資源を掘り起こす▼日本は、過疎化・少子高齢化という問題を抱えているが、観光事業で盛り上がる可能性は高い。意外と地元では気づかない魅力がある。外から見て面白いものを町おこしの材料にすると活気が溢れるはずだ。

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