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連載「おもてなしの心」G7会合贈呈品紹介
第4回 G7宮崎農業大臣会合~1~

薩摩の気風を現代に伝える「薩摩切子」の美

連載「おもてなしの心」G7会合贈呈品紹介<br>第4回 G7宮崎農業大臣会合~1~

野村哲郎大臣からの贈呈品「島津薩摩切子 猪口(大)」

新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵略が農産物、肥料等の資材の価格上昇を引き起こし、食料供給の確保、食料安全保障が世界的な課題となる中、4月22・23両日にわたり宮崎市で行われたG7農業大臣会合。食料安全保障や持続可能な農業について議論が交わされました。
議長を務めた野村哲郎農林水産大臣の地元は鹿児島県。贈呈品には「薩摩切子」の猪口が選ばれました。薩摩切子は江戸時代、島津斉彬の時代に発展を遂げた伝統的なガラス細工。欧米列強に立ち向かうために殖産興業に力を入れた島津斉彬。その下で、「薩摩切子」は薩摩藩を代表する工芸品として、将軍家や諸大名に贈られました。
その後、明治維新や西南戦争といった激動の歴史の中で歴史は途絶えたものの、約100年後の昭和50年代に復刻。特徴の「紅ガラス」と独特の「ぼかし」が幕末の歴史と、開明的な発想で明治維新をリードした薩摩の気風を現代に伝えています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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