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お知らせ「自由民主」先出し医療

麻疹(ましん)<はしか>に注意

免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発症

インドから帰国し麻疹<はしか>を発症した男性と同じ新幹線を使用した女性と男性も麻疹を発症したことから、政府は該当する新幹線を利用した人に対して麻疹への感染に注意を呼びかけ、さらに海外へ渡航する人に対して麻疹の予防接種を推奨しています。

海外では現在も感染発生中

日本は2015年3月に世界保健機関(WHO)より麻疹の排除状態と認定されており、平成12年4月2日以降に生まれた人は、定期接種として2回の麻疹含有ワクチン接種の機会があります。

しかし、これ以前に生まれた人は、定期接種として1回のワクチン接種の機会があった、もしくはワクチンの定期接種がなかった人となり、小児の間等に麻疹に感染し自然に免疫を獲得していない場合には、十分な免疫が獲得できなかった方になります。2015年以降、国内での土着性の麻疹の発生は見られていませんが、世界には、主にアジアおよびアフリカ諸国等の麻疹が発生している地域があり、今回のように海外から帰国した人から感染拡大することは継続してあります。

こうしたことから、流行国に渡航する場合、国内外の不特定多数の観光客との接触機会が多い方等の麻疹にかかるリスクが高い方、または、医療関係者等の麻疹にかかることで周りへの影響が大きい方である場合などには、2回の麻疹含有ワクチン接種歴を確認することが推奨されます・・・

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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