厳しい安全保障環境下で迎えた憲法記念日 防衛の在り方を巡って各紙で主張分かれる
5月3日、日本国憲法は施行から76年を迎えた。
わが国の安全保障環境は戦後、最も厳しい状況にある。
北朝鮮は弾道ミサイルを乱射し、わが国の排他的経済水域(EEZ)に着弾させ、時には領土の上空を通過させている。
また、中国は軍事演習と称して、わが国のEEZ内に弾道ミサイルを撃ち込んだ。ウクライナを侵略しているロシアは不法占拠を続ける北方領土を含む日本周辺での軍事活動を活発化させている。
こうしたなか、全国紙各紙は5月3日付の社説等で、憲法改正について論じた。
読売新聞は「時代や安全保障環境の変化を踏まえ、最高法規のあり方を建設的に論じ合い...