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お知らせ「自由民主」先出し団体交流

連載シリーズ「#ニッポンの仕事」
日本柔道整復師連盟

伝統医療「柔道整復術」で地域医療と社会に貢献

古くから「ほねつぎ」と言われた柔道整復師による「接骨院」は、地域に根差す重要な医療機関として存在しています。公益社団法人日本柔道整復師会(日整)は、昭和28年の発足以来、日本の伝統技術である柔道整復術を守り継承を続けている、全国に1万5千人の会員を擁する業界団体です。日整を母体とする日本柔道整復師連盟は柔道整復業界を代表し、料金改定やさまざまな制度改正の議論を通じ、国(主に厚生労働省)と交渉する日整を政治面で支えています。

連載シリーズ「#ニッポンの仕事」日本柔道整復師連盟

地域の防災訓練にも積極的に参加

時代とともに変革する伝統医療技術

柔道整復術は「骨折や脱臼の整復と固定ができる」日本独自の伝統医療技術です。現在、医療業種の中で骨折と脱臼の手当てができる職種は医師と国家資格である柔道整復師のみとされています。
柔道整復術の歴史は古く、現代の技術に通じる療法は、戦国時代の武術にあったという記録があります。戦場における技法には、相手を倒す技の「殺法」と負傷者を治療する「活法」があり、殺法の一部は柔術として、活法は接骨術として、受け継がれていきました。江戸時代に入るとそれぞれ体系化され、接骨業をなりわいとする多くの柔術家が生まれました。
明治に入ると西洋医学の導入により伝統的療法の規制が行われ接骨業は存続の危機を迎えます。しかし、多くの柔術家の尽力により大正9年に接骨術は柔道整復術として公認され、100年経った現代までその技術は継承され続けています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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