お知らせ「自由民主」先出し新しい資本主義イノベーション成長戦略

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」 第18回
自動運転「レベル4」解禁
ドライバー不在の運転が可能に

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第18回 自動運転「レベル4」解禁 ドライバー不在の運転が可能に

人やモノの移動を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。改正道路交通法が4月1日に施行され、特定の条件の下でドライバー不在の運転が可能になる、自動運転「レベル4」が解禁されました。これに先立つ3月30日、国土交通省は、福井県永平寺町で移動サービスとして運行する車両を自動運転車レベル4として認可。高齢者等の移動手段の確保、地域公共交通の維持・改善等への貢献が大きく期待されています。

新しい交通手段実現へ

自動運転の段階は、レベル1からレベル5までの5段階に分けられます。

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第18回 自動運転「レベル4」解禁 ドライバー不在の運転が可能に

わが国では、平成26年から、産官学が横断的に取り組む戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で、自動運転が取り上げられ、自動運転の研究開発から実用化まで、幅広い取り組みが進められてきました。
その中で、令和3年、福井県永平寺町の廃線路約2キロメートルを運行する自動運転レベル3の無人自動運転移動サービスが実現。また、世界で初となる自動運転レベル3の乗用車も発売されました。
さらに、自動運転レベル4の実現に向けて、同年9月、経済産業省と国土交通省連携の下、「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト」(RoAD to the L4)が始動しました。
同プロジェクトでは、(1)令和4年度を目途に、限定地域における遠隔監視のみのレベル4の無人自動運転サービスの実現(2)令和7年度を目途に、同サービスを50カ所程度で展開―等を目指し、社会実装に向けてさまざまな取り組みが実施されてきました。

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