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世界へ羽ばたく「KOSEN」
高専未来チャレンジ 特別座談会

3月28日に行われた「高専(KOSEN)未来チャレンジ」では、党本部に集まった高等専門学校(高専)に通う3人の学生と、二階俊博党高等専門学校小委員会最高顧問と梶原大介同小委事務局次長との特別座談会が行われました。司会は坂本哲志同小委員長が務めました。3人の高専生は将来への希望を語り、二階最高顧問は高専から世界へ羽ばたく若者にエールを送りました。

世界へ羽ばたく「KOSEN」<br>高専未来チャレンジ 特別座談会

座談会の参加者

二階俊博党高専小委員会最高顧問(前列左)
坂本哲志党高専小委員長(前列右)
梶原大介党高専小委員会事務局次長(後列左)
鳩﨑 一誠さん(後列右)
 山口県・徳山工業高専機械電気工学科(本科)4年
 ※ロボコン2022ロボコン大賞
田邊 梨帆さん(後列右から2人目)
 東京都・東京工業高専物質工学科(本科)3年
 ※第1回ディープラーニングコンテスト最優秀賞
菊地 佑太さん(後列左から2人目)
 岩手県・一関工業高専システム創造工学専攻(専攻科)1年
 ※第3回ディープラーニングコンテスト最優秀賞

高専は戦後教育の誇るべき成果

坂本哲志党高専小委員長 本日はようこそ自民党本部へお越しくださいました。高専は制度創設から60周年を迎え、ますます高専への期待が高まっています。高専の未来について語り合い、皆さんの未来を応援する座談会にしたいと思います。
まず、二階最高顧問から高専への思いについてお話しください。

二階俊博党高専小委最高顧問 私の地元は和歌山県の御坊市ですが、和歌山県で初めて高専が出来たところです。当時の高専生はまさに憧れの的でした。その後、高専の先生方や関係者の皆さんの大変な努力で高専のレベルが高くなり、高専が「KOSEN」として、アジア諸国をはじめ世界にも広がっています。われわれはこれを誇りに思っています。ですから、皆さんも高専の伝統を受け継いで、さらに大きな花を咲かせてほしいと思います。

世界へ羽ばたく「KOSEN」<br>高専未来チャレンジ 特別座談会

二階俊博党高専小委最高顧問

坂本 高専小委で事務局次長を務める梶原大介参院議員は現職国会議員で唯一、高専出身です。

梶原大介党高専小委事務局次長 はい。私は高知県の高知工業高専土木工業科の第24期卒業生です。5年間の経験は非常に貴重でした。これまで高専は技術者を養成する教育機関と期待されてきましたが、今の高専生には社会課題を解決する新たな技術を生み出すことが期待されています。皆さんにはこれからの日本をつくり、地球全体の課題を解決するために励んでいただきたいと、卒業生の一人として期待しています。

世界へ羽ばたく「KOSEN」<br>高専未来チャレンジ 特別座談会

梶原党高専小委事務局次長

坂本 皆さんはどうして高専に進学しようと思ったのでしょうか。

鳩﨑一誠さん 私は「高専ロボコン」に子供のころから憧れていて、徳山高専に入学してすぐにロボコンのロボットを作る部活に参加しました。昨年、長年憧れていた高専ロボコンの舞台で大賞を受賞することができました。

田邊梨帆さん 私は中学時代から化学が好きで、もっと勉強したいと思っていました。高専のオープンキャンパスに参加して、専門科目に特化しているところが普通高校とは違う魅力を感じて入学しました。研究や実験がメインで、自分の成果を挙げることができて、キャリアアップにつながっていると実感しています。

菊地佑太さん 私は祖父が電気工事士で、子供のころから祖父の姿を見て、「ものづくり」への興味を抱きました。最終的には情報分野に進みましたが、根底にはものづくりへの興味があります。高専生は1年から専門分野を学べるので、自分には合っていると感じています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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