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お知らせ「自由民主」先出し新しい資本主義

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第13回
血液数滴で認知症発見 ~発症前にアルツハイマーを捉える~

近年、高齢化の進展とともに、認知症の患者数も増加しています。この認知症を、発症する前の早い段階で、しかも血液数滴を検査することで予測する技術があります。この新しい血液分析法、「アミロイドMS」について紹介します。

加齢の「物忘れ」と認知症の「物忘れ」

65歳以上の認知症患者数は、令和2年で約602万人、令和7年には約675万人と推計されます。認知症は脳細胞が死んだり働きが悪くなったりすることで記憶・判断力の障害や生活に支障をきたす病気で、単なる「加齢によるもの忘れ」とは違います(下表)。認知症の対策は喫緊の課題であり、政府は「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を立ち上げる等、早期発見や治療予防の方法が求められています。

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第13回 血液数滴で認知症発見 ~発症前にアルツハイマーを捉える~

患者負担は小さく早期発見に有用

この認知症の原因はさまざまですが、全体の約6割はアルツハイマー型認知症です。この認知症の重症度等を診断する検査法として、放射線を用いる「陽電子放射断層撮影(PET)」や、腰から針を刺す「脳脊髄液検査」がありますが、いずれも患者負担が大きいことが課題です・・・

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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