世界のエネルギー価格高騰に伴って、わが国の電気・都市ガス料金も急激に値上がりしています。この値上がりによる暮らしへの影響を軽減するため、政府与党で昨年の経済対策に盛り込んだ電気・都市ガスの負担軽減策が1月使用分（2月請求分）から始まっています。政府は9月使用分（10月請求分）まで負担軽減策を実施する予定です。
- どのように値引きを受けられるのですか?
- 電気や都市ガスを利用する家庭や企業等では、値引きを受けるために申請等の手続きは不要です。
電気・都市ガスの小売事業者等が、家庭・企業等に請求する月々の料金から使用量に応じた値引きを行います。国は、電気・都市ガスの小売事業者等に対し、値引きの原資を支援しています。
- 値引き額はいくらですか?
- 電気や都市ガスの使用量（電気の場合はkWh、都市ガスの場合は㎥）に応じて料金を値引きします。値引き単価は次の通りです。
―電気料金―
【低圧契約（主に家庭）】7円/kWh
【高圧契約（主に企業）】3.5円/kWh
―都市ガス料金―
30円/㎥ ※家庭及び年間契約量1,000万㎥未満の企業等が対象
これにより標準世帯では1カ月当たり、電気代は2800円、都市ガス代は900円の負担軽減となる見込みです。
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