10月に政府与党が策定した新たな総合経済対策では円安を生かした地域の「稼ぐ力」の回復・強化が柱に掲げられています。円安の機を逃さず、これまで輸出をしたことがない中小企業・地域企業でも、その準備や具体的な商談・輸出を速やかに進められるよう、「新規輸出1万者支援プログラム」が盛り込まれました。経済対策を裏付ける令和4年度第2次補正予算が成立したことを受け、12月16日からプログラムが開始されています。
「新規輸出1万者支援プログラム」によるワンストップの支援
プログラムでは、経済産業省、中小企業庁、ジェトロ及び中小機構が一体となり、全国の商工会・商工会議所等とも協力しながら、中小企業・地域企業の新規輸出の取組への支援を一気通貫で実施します。
本プログラムの特徴は、ジェトロにポータルサイト（写真）を設置し、ワンストップで登録を受け付け、登録した事業者に対して、ジェトロの専門家が個別カウンセリングを行った上で、各事業者に適した支援策を提案するというものです。これにより、事業者が各種支援施策を知らなくとも、事業者の状況に適した支援を受けることができます。今回の補正予算では新たに支援内容が拡充されました。
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