自由民主1面コラム「幸響」
島尻　安伊子　広報本部新聞出版局次長

年末に思うこと

事務所の若い秘書さんたちに言わせると、クリスマスソングの定番は山下達郎、マライヤ・キャリーなんだそうだが、私にとってはジョン・レノン｡毎年この曲のあの歌詞を聴くと反省を促される。「 So this is Christmas. What have you done? 」と。この一年、善き行いができたのか、年の始めの誓いは全うできたのかと直球を投げつけられる▼今年もいろいろあった。特に安倍晋三元総理の逝去は衝撃的過ぎて、まだ信じられない。あってはならない事だった。あれから5カ月が経つが、今でも12階から降りてくる議員会館のエレベーターに、あの微笑みの安倍元総理が乗っているんじゃないかと期待して待つ自分に気づく▼ロシアのウクライナ侵略に起因するさまざまな問題への対応、経済対策など喫緊の課題は目白押し。世界的にも人の往来が活発化したものの、まだ元通りとはいかない▼ジョン・レノンのHappy Xmasには副題がある。" War Is Over" だ。ウクライナ侵略の一日も早い終結と、この曲通り、恐怖のない世の中を、と祈りを込めて来年もまた精一杯頑張りたい。

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