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お知らせ「自由民主」先出し農林水産経済

牛乳・乳製品値上がり
国産飼料の利用拡大を推進

牛乳・乳製品値上がり 国産飼料の利用拡大を推進

乳業メーカーが11月1日から牛乳・乳製品の価格を値上げしました。生乳の生産者団体が乳業メーカーへの買取価格を引き上げるよう要請し、これをメーカー側が受け入れ、買取価格を1キロ当たり10円引き上げたことによるものですが、値上げによる需要への影響が懸念されています。政府与党では価格上昇の原因となっている飼料高騰への対策等を行っています。乳価引き上げについてQアンドA形式でまとめました。

飼料価格1.5倍に 子牛価格も下落

Question
乳価上昇の要因は?
Answer
酪農経営費の3~5割を占める飼料費の高騰です。世界的な穀物需要の拡大に加え、ロシアのウクライナ侵略によって穀物価格が不安定化しています。さらに、原油価格の高騰等で海上運賃も上昇。円安の進行も重なりました。
乳牛用配合飼料価格は平成30年以降ほぼ横ばいでしたが、令和2年末から上昇し、今年8月の価格は1トン当たり9万5100円で、平成30年ごろと比較すると約1.5倍値上がりしています。
Question
飼料代が高くなると、酪農経営は厳しくなりますね。
Answer
飼料高騰の影響は育成農家や肥育農家が「新たに子牛を導入しよう」という意欲の減退にもつながっています。オスのホルスタインの初生牛(生まれて間もない牛)価格は1頭当たり10万円前後で取引されていましたが、飼料高騰の影響もあり下落し、直近では1頭当たり1万5千円前後まで下がっています。初生牛価格の下落も酪農経営を厳しくする一因となっています。
Question
政府与党としての対応は?

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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