全国旅行支援 最大1万1千円支援

全国を対象とした観光需要喚起策「全国旅行支援」が、10月11日にスタートします。実施期間は12月下旬までの予定です。全国旅行支援の実施に伴い、都道府県内等での旅行を促す「県民割」は10月10日に終了します。

各県の上乗せ特典でさらにお得な旅行も

全国旅行支援は、都道府県独自の旅行割引キャンペーンを国が財政面で支援する事業です。旅行代金の割引と旅先での食事や土産物の購入等に使えるクーポン券の付与を合わせて、1人1泊当たり最大1万1千円を支援します。県民割より、最大4千円多く割引等を受けられます。旅行目的地の都道府県が独自に行う割引キャンペーンも活用すれば、さらにお得に旅行に行ける可能性があります。
旅行代金の割引率は一律40%で、新幹線や飛行機等の利用と宿泊がセットのパック旅行は1人1泊当たり最大8千円、それ以外の旅行（日帰り旅行を含む）は最大5千円が割り引かれます。クーポン券の付与額については、平日が3千円分、休日は1千円分と差を付けています。休日に集中する旅行客を分散するのが狙いです。

東京都内発着の旅行も補助対象

全国旅行支援は東京都を除く46道府県を目的地とする旅行で10月11日から開始。東京都を目的地とする旅行では同20日から始まる見込みです。これまで県民割を実施していなかった東京都を出発地・目的地とする旅行も、補助対象になります。新型コロナウイルスワクチンを3回接種済みか、PCR検査等の陰性結果が利用条件です。旅行会社や宿泊先（旅館、ホテル等）で確認されます。

実施発表前の既存予約も要件満たせば補助対象に

全国旅行支援の実施発表前に申し込まれた旅行も、要件を満たせば補助対象となります。ただ補助対象として割引等を受けるには、旅行を予約した旅行予約サイトや旅行代理店、宿泊先で所定の手続きを行う必要があます。すでに代金を支払っている場合も、割引分の返金を受けられます。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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