自由民主1面コラム「凛として」
土屋　品子　本部長代理

食品ロスを国民運動に

この度の党人事で引き続き「食育調査会長」に就任した。国会議員になる前から、料理研究家・栄養士として食に深く携わってきた事もあり、栄養教諭制度の導入や食育基本法の成立に力を入れてきた▼今年は食育基本法がつくられて17年、食育推進基本計画も4期目となり5年ごとに見直される内容を見ていると、多くの食育に携わる皆様の大きな力で、確実に国民の間に「食育」という言葉やその意味することが根を張ってきたように感じている▼今、食育を巡る環境は、大変厳しい状況が続いているがコロナ禍、ウクライナ戦争といった要因もあり、食に関しての関心が高まっている▼そんな中、環境と食という観点からも、2030年までに食品ロスを半減するという目標を達成することは大変に重要で、そのためには国民の意識改革が不可欠となる。スーパー、コンビニ等の事業者に対する税制、消費者やレストラン経営者の意識変革など様々な障壁はあるが、凛とした決意で頑張っていきたい。

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