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福島県選挙区 星北斗候補
医療、だけじゃない

福島県選挙区 星北斗候補 医療、だけじゃない

「岸田総裁が福島を第一声の地に選ばれた。その重み、本当に身の引き締まる思いです」。

公示日の翌日、そう言葉を噛み締めて選挙カーへ乗り込む星北斗候補(58)の瞳は、並々ならぬ決意に燃えていた。
6年前に野党勢力の支援で当選した現職が立候補せず、選挙戦は新人5人の争いとなった。西山尚利県連幹事長は「現職は一定の保守票を持っていた。それをいかに取り込むかがカギ」と話す。
星候補の強みは、他候補と一線を画す豊かな経験・実績と、それに裏付けられた現実的で責任ある政策だ。
県医師会の役員として地域医療の中核を担い、郡山市で経営する病院も「地域になくてはならない」「知り合いも市外から通っている」と評判。コロナ禍においてもワクチン接種体制の整備に尽力し、全国トップクラスのワクチン接種率実現に貢献するなど、ポストコロナに向けて歩むわが国に欠かせない即戦力だ。選挙戦でも「ふくしまの〝命〟を守る」をキャッチコピーに据える。
そんな医療のイメージが強い星候補だが、復興や少子化対策、農林水産業の振興等のテーマにも明るく、震災対応や保育園の経営、農園の運営といった実体験を基に課題とその処方箋(せん)を示す。陣営も、SNS等を通じ、こうした幅広さのアピールを図る。
星候補は、候補者5人の中で唯一の男性。女性からの支持・共感をいかに得るかが課題となるが、福祉や子育て支援、食育等に熱心な姿から「女性、子育て世代にも浸透している」(県連幹事長)という。
立憲等が擁立した有力な対立候補は、表向き無所属をうたうものの、共産党も入り込んでいるのが実態だ。政策に大きな隔たりのある勢力に支援されて仮に議員となっても、身動きが取れないのは想像に難くない。陣営は共産色を隠そうと躍起で、本人の演説も「政治を変える」「声を届ける」といった抽象的な内容・感情論に終始する節がある。現地では「具体的な政策を語ればボロが出るのだろう」との指摘も聞かれる。星候補の実績や実行力・政策力との差は比べるまでもない。
「地域の代表、専門分野の代表が5年後・10年後を見据えて議論するのが参院の仕事。浮ついた事や場当たり的な事ではなく、地に足の着いた議論をしていきたい」と語る星候補。愛するふくしまのため、子供たちのため、目指す未来像と政策を愚直に訴え続ける星候補の姿に、県民の信頼と共感が広がっている。

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