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岩手選挙区・広瀬めぐみ候補
30年間の雪辱を果たす

岩手選挙区・広瀬めぐみ候補 30年間の雪辱を果たす

「人口減少を解消し、たくさんの子供たち、女性、若い人たちが幸せに暮らせるような岩手県にしていく」。

公示日翌日の6月23日、太平洋に面する陸前高田市内で開かれた街頭演説会で、懸命に声を張り上げ、支持を訴えるのはわが党の広瀬めぐみ候補(56)だ。
岩手選挙区は広瀬候補と2期目を目指す立憲民主党の現職による事実上の一騎打ちの構図となっている。野党勢力が強い同県において、わが党は約30年間にわたって議席が獲得できない状況が続いていたが、今回は悲願の議席奪還にかつてない好機が到来している。昨年の衆院選岩手3区でわが党の藤原崇議員が連続当選17回だった野党議員を1万票近くの差で破り、県政界の力学に"地殻変動"が起こったからだ。県内の比例票も、わが党と公明党の得票数の合計が、立民・共産・国民・社民の野党4党に約5千票差まで肉薄した。
この大金星の余勢を駆ってわが党が擁立したのが、盛岡市出身の弁護士・広瀬候補だ。11歳で父親を病気で亡くし、母子家庭で育った広瀬候補は「さまざまな困難を抱えている人たちの役に立ちたい」と、21年間弁護士として、子供や女性の権利問題等をライフワークに取り組んできた。
しかし、法律の厚い壁にぶつかり、なかなか越えられないことも多かったという。そして今回、「もっとたくさんの方々の命や生活を守る法律を作りたい」との一心で立候補を決断した。

「虐待やいじめをなくしたい。若い人が活躍する社会を女性の視点で作る」。

選挙戦で広瀬候補は女性ならではの視点もアピール。茂木敏充幹事長が考案した「岩手にめぐみ。広瀬めぐみ」をキャッフレーズに掲げ、選挙戦のカギとみられる無党派層や女性への浸透も図る。
高校卒業後、県外で生活していた広瀬候補にとって、課題は知名度の向上だ。陣営は現在の市町村に加え、合併前の旧自治体ごとにも選対組織を設け、その数は約50に上る。広瀬候補はこれらの組織を足がかりに市町村議員らと連携し、日本で2番目に広い県土で街頭演説や集会を必死にこなしている。
県連顧問を務める鈴木俊一財務大臣は「これまでのわが党候補は人口が集中する県都・盛岡での劣勢が選挙結果につながっていた。盛岡出身の広瀬候補は今までの弱点を補い、プラスに代える伸びしろがある。しっかり頑張れば勝利をつかむことができる」と期待を寄せる。
広瀬候補が当選すれば県内初の女性参院議員となり、岩手の政治が変わるきっかけとなる。公示日には岸田文雄総裁が応援に駆け付け、「今までの雪辱を果たすためにも押し上げてほしい」と広瀬候補への支持を力強く訴えた。
「岩手のために一生懸命頑張る。岩手の母ちゃんとして、しっかりやっていく」と必勝を誓う広瀬候補。仕事と子育てを両立してきた持ち前のバイタリティを生かし、この激戦を勝ち抜く覚悟だ。

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