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お知らせ「自由民主」先出し新型コロナウイルス

新型コロナワクチン
武田社ワクチン(ノババックス)活用へ

新型コロナワクチン 武田社ワクチン(ノババックス)活用へ

米ノババックス社から技術移管を受けて武田社が国内で生産・流通を行うワクチンの公費による臨時接種が、18歳以上の方を対象として1・2回目および3回目の接種で実施されます。先にわが国で実用化されているファイザー社およびモデルナ社の「mRNAワクチン」、アストラゼネカ社の「ウイルスベクターワクチン」と異なる仕組みのワクチンであり、既存の新型コロナワクチンが接種できなかった方等にとって新たな選択肢となる可能性があります。

スパイクタンパク質自体を接種
既存の他ワクチンは「設計図」

武田社ワクチン(ノババックス)は、新型コロナウイルスがヒトの細胞に侵入するために使う「スパイクタンパク質」を人工的に生成したものが主成分です。これをキラヤ科の植物から抽出した成分等で作った免疫を活性化させる物質「アジュバント」と一緒に投与すると、体内で抗体が作られ、新型コロナウイルスに対する予防効果が得られます。4月19日に厚生労働省が薬事承認を行い、現在までに欧州連合(EU)等でも実用化されています。
わが国で先に実用化されたmRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)とウイルスベクターワクチン(アストラゼネカ社)は、両者の方法こそ違いますが「スパイクタンパク質の設計図を接種し、体内でスパイクタンパク質をつくる」点で共通です。これに対し、武田社ワクチン(ノババックス)は「スパイクタンパク質そのものを接種する」のが大きな違いです。

B型肝炎等で使用実績ある技術

このワクチンは......

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