
行政手続のオンライン窓口「マイナポータル」から、公金受取口座を登録できるようになりました。
預貯金口座の情報とマイナンバーをあらかじめ国に登録しておくことで、今後、緊急時の給付金等を申請する際に、申請書への口座情報の記載や通帳の写し等の添付が不要になります。行政機関は申請の都度、必要になる口座情報の確認作業等が省け、緊急時の給付金等をより迅速に受け取ることができるようになります。
口座の登録にはスマートフォンを利用した登録方法が便利です。必要なものは(1)マイナンバーカード(2)本人名義の預貯金口座(3)マイナンバーカード読み取りに対応したスマートフォン(4)マイナポータルアプリのインストール―の4点だけです。
登録された口座情報は緊急時の給付金のほか、年金、児童手当、所得税の還付金等、幅広い給付金等の支給事務にも利用されます。
「マイナポイント第2弾」のうち、公金受取口座を登録した方に対する7500円分のマイナポイントの申し込み・付与は今年6月ごろに始まる予定です。すでに登録済みの方も対象です。公金受取口座の登録はお早目に。
- 口座を登録したら、国に預金残高を把握されるの?
- 国に預金残高等が知られることはありません。国に登録されるのは「金融機関名」や「口座番号」等の情報です。金融機関にマイナンバーが伝わることもありません。
- 口座を登録したら、税金が勝手に引き落とされるの?
- 登録した口座から税金等が勝手に引き落とされることはありません。公金受取口座は給付金等の支給のために利用されます。