カルシウム等の栄養摂取や吸収率に優れた牛乳・乳製品。年末年始は消費量が少なくなり、生乳余りが問題となることから、政府与党では温かい料理等を通じた牛乳の積極的な消費を呼び掛けています。

生乳生産量と飲用牛乳消費量の水位(令和6年度)
生乳は例年、春先と年末年始に需要より供給が多くなる需給の緩和が起こります。年末年始の生乳生産量は多くありませんが、冬休みで学校給食がない上、お正月にはあまり家庭で牛乳が飲まれず消費量が極めて低水準となるためです。
ウシは毎日搾乳しなければ病気になってしまうため、搾る量を減らすことはできません。牛乳の安定的な生産・供給を維持するためにも農林水産省を中心に政府は牛乳の積極的な摂取を推奨しています。
冬は温かい牛乳料理も

牛乳でスマイルプロジェクトのロゴマーク
令和4年、農林水産省と、酪農家や乳業メーカー等からなる一般社団法人Jミルクによる「牛乳でスマイルプロジェクト」が発足。牛乳を通じた健康的な食生活のサポート等、牛乳・乳製品の消費拡大に向けた活動が展開されてきました。今年8月には同プロジェクトの下で全国各地の各主体が実施している活動を融合・連携した業界一体的な取り組みも始動しました。牛乳でスマイルプロジェクトでは、カルシウム豊富な牛乳を摂取できる温かい料理のレシピも紹介されています。
わが党も鈴木貴子広報本部長が自らのSNSで党役員が牛乳を飲む動画を公開する等、政府と一体となって牛乳の消費拡大を応援しています。

12月10日に開かれた党畜産・酪農対策委員会(委員長・簗和生衆院議員)では、
Jミルクの渡辺裕一郎理事長から説明を受け、政府与党で牛乳の消費拡大に向けた取り組みを後押ししていくことを確認した