
政府はこの程、「中小企業活性化パッケージ」を取りまとめました。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、年度をまたいだ中小企業の事業継続とコロナ後を見据えた事業復活に向けた挑戦を支援するのが狙いです。
パッケージのうち資金繰り支援では年度をまたいだ事業継続を支援するため、3月末を期限とする実質無利子・無担保融資を6月末まで延長。事業者の返済負担を軽減するため、15年の融資期間を20年に延長します。事業者の財務基盤を強化するため、民間金融機関が自己資本とみなすことができる資本性劣後ローンによる支援も来年3月末まで延長します。
また、パッケージには増大する債務に苦しむ中小企業に対する収益力改善・事業再生・再チャレンジの総合的支援も盛り込まれています。全国3万以上の認定経営革新等支援機関(税理士等)の総力を結集することで、中小企業の収益力改善のための伴走支援を徹底します。
