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思わず食べたい「私の推しメシ」
和田政宗 参議院議員
石巻・三養水産のかき「新昌(しんしょう)」

思わず食べたい「私の推しメシ」 和田政宗 参議院議員 石巻・三養水産のかき「新昌(しんしょう)」
思わず食べたい「私の推しメシ」 和田政宗 参議院議員 石巻・三養水産のかき「新昌(しんしょう)」

宮城県石巻市は、世界のかきの近代養殖発祥の地であることをご存じでしょうか。沖縄県出身で後に「世界の牡蠣王」と呼ばれた宮城(みやぎ)新昌(しんしょう)氏が、大正14年に「垂下式養殖」を考案。それまでは直まき養殖が主流でしたが、稚貝の付いた貝殻を縄に通し海中に垂下する方法により養殖量を飛躍的に増やすことができました。
そして、1970年代に欧州で、かきにウイルスがまん延し死滅した際、石巻から種がきが送られ、危機を救いました。米国への種がきの輸出と合わせ、今では世界の食用かきの80%が石巻にルーツを持つと言われています。
宮城新昌氏の事業は石巻において親戚に受け継がれ、欧州への種がきの輸出を担ったのち、殻を半分むいた上で急速冷凍する生食用の冷凍かきを開発しました。解凍するだけで、そのまま風味豊かな三陸産の殻付きかきが楽しめます。
この冷凍殻付きかきは「新昌(しんしょう)」と名付けられ、世界のかきの養殖発展に貢献した「宮城新昌」の名を現在も世に広めています。
かきをこよなく愛するフランス人が食べるかきも、オイスターバーで好んで食べられる米国のかきも、ルーツは日本の石巻にある。歴史のロマンに思いをはせながら、石巻のかき「新昌」や各地のかきをご堪能いただければ幸いです。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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