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第198回通常国会が閉会
安倍総理「参院選に勝ち抜く」

第198回通常国会が閉会 安倍総理「参院選に勝ち抜く」

第198回通常国会が6月26日、閉会し、安倍晋三総理は官邸で記者会見を行いました。
通常国会では(1)全世代型社会保障への転換(2)消費税率引き上げに伴う経済対策(3)防災・減災、国土強靱化―を柱とした今年度予算をはじめ、幼児教育・保育の無償化や児童虐待を根絶するための重要法が成立。安倍総理は「まさに全世代型社会保障元年にふさわしい国会となった」と振り返りました。
また、国会論戦のテーマの一つとなった公的年金制度の在り方について「具体的な対案がないままに、ただ不安をあおるような無責任な議論は決してあってはならない」と力説。政権交代後の経済対策が実を結んだ結果、年金積立金の運用益は6年間で44兆円増加したなど、公的年金の安定性を強く訴えました。
他方、参院選について問われた安倍総理は「最大の争点は政治の安定だ。令和の時代、新たな未来を切り拓いていくためには、この選挙を勝ち抜かなければならないと決意している」と表明。さらに国会の憲法審査会で議論が進まなかったことを踏まえ、「憲法論議をする政党か、しない政党か。それを選ぶ選挙でもある。国民の皆さまにしっかりと自分たちの考えを示したい」と述べました。