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記者会見災害

役員会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(金田幹事長代理)

今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、熊本地震から3年。復興は道半ばである。住まいや生業の復興に引き続き全力で取り組む。また先週、福島を訪問した。Jヴィレッジは全面再開し、スーツのままで視察出来るほど環境が変わっていた。福島の復興は政権交代の原点だ。政府与党、総力を挙げて復興に尽力をして行きたい。来週、欧米を訪問するため来週の役員会は無い。つまり本日は平成最後の役員会である。歴史的な皇位継承をつつがなく執り行い、令和の時代にも、わが党が先頭になって新しい時代を切り拓いて行きたい。このように安倍総裁から発言がございました。
森山国対委員長からは、次回の本会議は明日13時から、上り案件(健康保険法、民事執行法、ドローン飛行禁止法、特許法)の処理と「中小企業経営強化法」の趣旨説明質疑を行います。今週の本会議は明日のみになる予定である。残された法案については、参議院とよく連携しながら、一層の審議促進を図っていきたい。このような発言がございました。
橋本参議院会長からは、参議院自民党としても出来る限りあらゆる選挙に応援に入って、参議院選挙につなげていきたい。このような発言がございました。
加藤総務会長からは、17日に大阪に応援に入る予定であるとの発言がございました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

衆議院の2つの補欠選挙と統一地方選挙の後半戦は、残り5日間となりました。最後まで緩むことなく、党としては死力を尽くして戦う決意であります。当然のことでありますが、各位のご協力をお願い申し上げたいということを発言させてもらいました。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。先ほど、熊本地震から3年が経ったというお話がありました。改めて、党としての取り組みや復興への思いがありましたらお願いします。
Answer
災害の傷跡、これは色んな被害状況に応じて対応して来ておりますが、災害には心の傷跡もあります。したがいまして、党は今後も、地元の災害地の人たちの気持ちに寄り添って丁寧に、また問題点が残っておるところがあれば、積極的に取り組んで行きたいと思っております。
Question
北海道新聞です。先ほどの役員会に北海道の鈴木知事が入っていたようですが、どのようなやり取りがありましたか。また総理や幹事長からは、何かお声掛けはありましたか。
Answer
当選の御礼に来られて、ありがとうございましたということですから。それ以上、われわれの方としても時間を割いて、そこで知事を中心にして議論が展開するという時間的な余裕もありませんから。ご苦労さんでございましたということです。
Question
朝日新聞です。先週、櫻田大臣が辞任をされました。受け止めをお願いします。
Answer
辞任は本人のご意思によって決断されたものと思いますが、われわれとしては大変残念な思いであります。したがって今後、閣僚や党役員問わず関係のそうしたポジションに就いた人には、十分発言等に対して熟慮の上、後に悔いを残さないように対応にしていただくように務めてもらいたいと思っております。
Question
テレビ朝日です。櫻田大臣の失言は、正に統一地方選挙の後半戦の最中となりました。塚田前国交副大臣による失言は、統一選前半の投票日前のことでありました。こうした発言が統一地方選挙に与える影響について、どのように見ておられますか。
Answer
影響が無かったとは言えませんが、そうだからといって、われわれはこの選挙戦から撤退するわけにはいかないわけですから。全力を尽くして戦い抜いて、当初の通りの勝利を得るように努力をします。懸命の努力をします。
Question
共同通信です。先日の塚田前国交副大臣の、忖度するという発言があり、気を引き締めていこうという中で櫻田大臣の失言が続きました。こうした状況について、政権の緩みを指摘する声もあります。幹事長としてはいかがお考えでしょうか。
Answer
政権の緩みという程のことはありませんが、そうした発言に対しては関係者も十分反省しておられると思いますから。他のこれから新たにご就任なさる方も含めて、党の役員や閣僚は極めて重い責任を担っておるわけですから。就任の際の緊張感をそのまま持ち続けて、無事にゴールに入るまで、やはり気合を入れて務めていただきたいというふうに思う次第であります。
Question
NHKです。この櫻田大臣の辞任を受けて、野党側は予算委員会の集中審議を求めています。国対としては、与党として応じられないと答えていますが、野党が集中審議を求めていることについてのお考えをお願いします。
Answer
これは国対のことは国対に任せるというのが、組織政党の自民党としての考え方でありますから。この問題についても、そのような次第で対応したいと思っております。
Question
NHKです。国対のことは国対のことということですが、一応野党は集中審議に応じない場合は、他の審議にも応じないと言っております。こういう態度についてはいかがお考えでしょうか。
Answer
われわれ与党の立場としては、野党が何を仰ろうが、そんなことに一々批判を申し上げたり、撤回を要求したり、そんなことは致しません。ご意見として承っておくのみです。
Question
毎日新聞です。今行われている衆議院の2つの補欠選挙ですが、各社の世論調査では劣勢が報じられております。総理の現地入りも含めて、どのようにお考えでしょうか。また役員会でもお話はありましたか。
Answer
選挙ですから、ベストを尽くすのみです。作戦の内容については、この場で申し上げるべきものではありません。