2025年9月2日(火) 10:15~10:22
於:党本部平河クラブ会見場

記者会見を行う森山裕幹事長
【冒頭発言】
本日の役員会・役員連絡会の概要について報告いたします。
石破総裁からは、日印首脳会談について、29日(金)、インドのモディ首相と首脳会談を実施した。インドとの関係はこれから先、極めて重要だと思っている。ご関係の先生方には厚く御礼申し上げる。
30日(土)には、東北新幹線に一緒に乗車し、宮城県を訪問した。日本の新幹線の快適性やスピードを体験していただいた。
防災・復旧復興について、ご発言がありました。1日(月)には、政府及び九都県市合同の防災訓練に参加。多くの課題が浮き彫りになった訓練だった。引き続き、防災への態勢整備に万全を期して参りたい。
原子力関係閣僚会議に関連して、29日(金)、電力の安定的かつ効率的な供給確保に向け、原子力関係閣僚会議を開催し、柏崎刈羽原発の再稼働に向け、私から、関係閣僚と東電に対し、再稼働への理解が進むよう全力で対応を進めるよう指示した。地元・国民の理解増進に向け、党としてもご協力願いたい。
29日(金)、各省から来年度予算の概算要求・税制改正要望等が提出され、年末に向け、与党と連携し、政党間協議も踏まえつつ、来年度予算案等をまとめて参りたい。
本日の両院議員総会は虚心坦懐に受け止めて参りたいとのご発言がありました。
私(森山幹事長)からは、総括委員会について、先週金曜日に、「第27回参議院議員通常選挙 総括委員会」を開催し、検証の結果を取りまとめた報告書の素案をお示しした。
いただいたご意見等を踏まえ、本日の総括委員会で改めて報告書をお示しし、ご了承いただければ、その後の両院議員総会において報告をさせていただきたいと考えている。
坂本国対委員長からは、ご発言はなく、石井参議院国対委員長から、先週行った農水委員会の理事懇などについて、ご報告がありました。
松山参議院会長からは、本日は、参院選の総括委員会、両院議員総会が行われる非常に重要な1日である旨、ご発言がありました。
木原選対委員長からは、参議院選挙の総括について、本日の手続きの流れについて、ご報告がありました。
小野寺政調会長からは、先週の政調審議会のご報告とともに、概算要求では、参院選の公約に掲げた「賃上げ」に留意した議論を行い、年末に向けても議論を進めていく旨、ご発言がありました。
鈴木総務会長からは、本日は案件がないため、総務会は開かれないとのご発言がありました。
役員会・役員連絡会の概要は以上です。
質疑応答
- 時事通信です。総裁選前倒しについてお伺いします。副大臣や政務官からは既に総裁選前倒しに賛成する声が上がっています。賛成する場合は、閣内での役職を辞任するべきだとの指摘もありますが、幹事長の考えをお聞かせください。
- 政治家個人の信条に関することでございますので、私がコメントすることは差し控えたいと思います。
一方で、政府は災害対応や物価高対策、米国との関税交渉など、内外の重要課題にしっかりと取り組んで頂いておりますので、石破総理を支える政務三役の皆さんも、その責務をしっかりと果たしていただけるものと信じております。
- 共同通信です。参院選総括に関連してお聞きします。幹事長は7月の両院議員懇談会で、参院選総括の「報告書がまとまった段階で、自らの責任を明らかにしたい」と述べられました。今日この後、総括委員会で取りまとめた後、両院議員総会で報告する流れかと思いますが、ご自身の責任について両院総会で明らかにするお考えかあるのかどうかお伺いします。
- 私自身の考えにつきましては、先日の両院議員懇談会で申し上げた通りであります。
- 共同通信です。今朝の二幹二国で、政府に経済対策を実施するよう呼び掛けることで一致したと公明側のブリーフがありました。現金給付についての議論も加速させることも確認したとのことですけれども、必要な経済対策と策定時期についてご見解を教えてください。
- 全国の病院経営の悪化や物価高対策、災害対応など、機動的な支援が必要な課題があると思っておりますので、政調会を中心に、しっかりと検討して頂いておりますし、今後も続けていただきたいと思っております。