2024年3月25日(月)17:52~18:02
於:党本部平河クラブ会見場

茂木幹事長

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【冒頭発言】

本日の役員会の概要を報告いたします。
岸田総裁からは、政治刷新、自民党改革については、先週の党大会で申し上げた内容について先頭に立ってスピード感をもって実行していく。
関係者に対する党の処分については、幹事長に対して結論を得るように指示しているが、まず関係者に対して、私、幹事長、総務会長の3人で、今週、聞き取り調査を行う予定。誰から、どのように聴取するかについては、3人で調整をしているところ。
党員、党友、国民の皆さんの声を聴く「政治刷新 車座対話」については、早速、幹事長が、石川県を皮切りに各地での開催を予定していると承知している。私自身も来月の早いタイミングでの開催を検討している。役員各位も党を取り巻く厳しい状況も踏まえ、ご協力をよろしくお願いしたい。
先週の能登半島地震復興・復旧本部では、液状化被害について、石川・富山・新潟の被災自治体が、被害エリアに一体的な液状化対策を行う際には、国の補助率を引き上げることとした。併せて、そのエリア内で、被災者の住宅復旧のための新たな支援制度や耐震改修工事への定額補助を速やかに行えるよう措置することとした。
先週19日には、日銀が、マイナス金利の解除を含む、金融政策の大きな変更を行なった。政府としては、10年以上にわたって続いてきた異次元の金融緩和政策から、新たな段階へ踏み出すと同時に、前向きな経済の動きをさらに確実なものとする観点から、緩和的な金融環境を維持するとの今回の対応は適切であると考えている。
参議院での予算委員会の議論もいよいよ大詰め。今週中に、しっかりと予算・税の関連法案などを成立させたい。役員各位の一層のご協力をお願いする。
なお本日、二階元幹事長から派閥の政治資金問題について、自らの政治的責任を明らかにすべく、次期総選挙への不出馬を会見で表明するとの連絡を受けた。自民党の再起を強く促す出処進退として重く受け止めたい。
麻生副総裁からは、特段ございませんでした。
私(茂木幹事長)からは、昨日、熊本県知事選が行われ、わが党が推薦する新人の木村敬(きむら・たかし)候補が勝利を収めた。自民党にとって逆風となる選挙の中、大きな意義がある勝利だと思っている。小渕選対委員長はじめ役員各位、地元関係者のご尽力に改めて感謝申し上げる。
先週22日・金曜日から石川県を訪問し、先日の党大会で岸田総裁が提唱された「政治刷新 車座対話」を行い、また、能登半島地震の被災地を視察した。
「車座対話」では、県連役員や女性局はじめ参加者から、早急な政治責任の明確化はじめ厳しいご意見をいただいた。今後も役員各位にご協力いただき、全国各地に足を運び、地方の声、現場の声をしっかり伺いながら、党改革を進めていきたいと思う。
23日・土曜日には、地震と火災で深刻な被害を受けた輪島市の「朝市通り」と輪島港を視察した。未だ震災の爪痕が至る所に残っており、地域の再生は道半ばだと感じた。また、「応急仮設住宅」を訪問し、感謝の声をいただいた一方で、福祉サービスの機能を持つコミュニティセンターなど、具体的な要望もいただいた。近く党として第2次提言を取りまとめていきたいと考えている。引き続き被災者に寄り添いながら、政府や地元自治体、商工会議所とも連携し、復旧・復興をさらに加速していきたい。
本日、二階元幹事長より、派閥の政治資金パーティーの問題をめぐる政治責任を明らかにするため、次期衆院選に出馬しないという意向が表明された。今朝、私のところに直接ご連絡いただいたところであります。自民党の幹事長を歴代最長の5年2カ月務めるなど、長年にわたってわが党の党勢拡大に大きく貢献された政治経験豊かな方であり、今回のご判断を重く受け止めたいと思う。
国会では、参議院の予算委員会で本日も集中審議が行われるなど、「令和6年度予算案」の審議が大詰めを迎えている。参議院の皆様にはご苦労をおかけするが、予算の一日も早い成立に向け、最後まで緊張感を持って臨みたいと思う。
平井広報本部長からは、党の新しいポスターが出来上がった。おそらく近々、記者会見で発表することになると思いますが、4月上旬くらいから全国発送したいということで、今準備を進めているようであります。
私からは以上です。

質疑応答

Question
共同通信です。冒頭、二階元幹事長の次期衆院選不出馬について、ご言及があったかと思いますけれども、今回、派閥の政治責任を明らかにするということで不出馬を明らかにしたわけですけれども、受け止めをもう少し詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか。
Answer
先ほど、お話した通りです。
Question
朝日新聞です。二階元幹事長が次期衆院選での不出馬の理由として、派閥の元会計責任者と、ご自身の秘書が立件されたということを理由に挙げて、その監督責任をとるということを言及されました。同様に会計責任者が立件された安倍派の幹部、それから岸田派を率いて来られた岸田総理について、この監督責任という点で、責任の取り方あるいは自らの処し方はどのようにあるべきとお考えでしょうか。
Answer
今回、問題となっております派閥の政治資金パーティーについて、今、ご指摘のありました二階派、安倍派、岸田派、見てみますと、政治資金収支報告書に不記載となっている団体や議員の数、組織性などがそれぞれ異なっているので、個別に判断する必要があると考えています。
Question
読売新聞です。総理も役員会で触れられていましたけれども、元安倍派幹部について再聴取を今週中にもするという意向と報じられています。現時点で、目的、日時や対象など、決まっていることがあれば教えてください。
Answer
これまでも、まず検察の捜査がありました。そして党及び国会において、事実確認の取組みが行われてきましたが、党としても、改めて事実確認が必要ではないかと考えており、特に一定の事情を知り得る立場にあった方々を対象に、今週、出来るだけ早く聞き取り調査を行う予定であります。総理も先ほど、冒頭発言でありましたように、誰を対象とするのか、具体的な日時、これは調整中でありますが、いずれにしても今週の出来るだけ早いタイミング、これで調整をしております。
Question
NHKです。二階元幹事長の関連なのですが、今後、関係議員の処分の検討を進められると思うのですが、二階さんに関しては処分の対象に含まれてくるのでしょうか。
Answer
先ほど申し上げたように、二階元幹事長は、自ら出処進退というのを明らかにされたと、会計責任者であったり、様々な問題があっても監督責任は自分にあると、こういうことを明確にされて次期の衆院選には出馬をしないと、こういうご判断をされたと、政治経験も大変豊かな方であります。ご自身のご判断、これを重く受け止めなければならない。現段階では申し上げられるのはそこまでです。